むかしむかしセイバートロン星と言う星で、ある三兄弟が仲良く暮らしていました
長男のブラッカーはとても力持ちで、口はわるいけれど弟おもいのガキ大将
次男のラスターは手先がきようでなんでもつくれるはつめいか
末っ子のブレイバーは頭がよくて、どんなむずかしい問題もあっという間にといてしまう頭脳のもち主でした
ある日博士があたらしい兄弟を紹介すると言って、一人のトランスフォーマーを連れて来ました
「セイバーです。よろしくおねがいします」
キレイな青いカラーのトランスフォーマーはそう言ってれいぎ正しくおじぎをしました
あたらしい弟になったセイバーはいつもおだやかに笑っていて、もんくもわがままも言わず、だれにでもやさしいてとても良い子でした
でもセイバーはサイバトロンにはとてもめずらしいジェット機にへんけいするのでいじめられてしまいます
ブラッカーはいつもいじめっ子をおいかえしてセイバーをたすけてあげました
そうするとセイバーはいつも「気にしてないからだいじょうぶですブラッカーさん」とわらいかけます
ブラッカーにはその笑顔が、とても無理をしていてだいじょうぶな笑顔には見えませんでした
どうしてたよってくれないのか、どうして他人のようにしゃべるのか、弟のきもちが分からなくてブラッカーは泣きたくなってしまいます
兄弟なのにじぶんとセイバーのあいだに見えないカベがあるみたいでとてもとても悲しいきもちでいつもいっぱいでした
セイバーは一人になるといつもかくれては泣いているのでした
おなじサイバトロンなのにどうしていじめられるのか分からなくて、あふれる冷却水が止まりませんでした
「おいそこのサイバトロン。おまえなにを泣いてるんだ?」
いつのまにかセイバーの後ろにだれかが立っていました
デスザラスと名乗ったつばさの生えたトランスフォーマーは、セイバーの話をじっと聞いてくれました
「たしかにお前はほかのサイバトロンとちがって、飛行機にへんけいするなかまはずれだ」
デスザラスのことばがセイバーのスパークをしめつけます
「だがデストロンにくればお前はなかまはずれじゃなくなるぞ」
デスザラスのことばにセイバーは泣きながら顔をあげます
「ほんとう…に?だれも僕をいじめないの…?」
セイバーがデスザラスの手を取ろうとした瞬間、二人の間にブラッカーが立ちふさがりました
「やいデストロン!セイバーは渡さねえぞ!」
「なまいきなサイバトロンめ!セイバーは俺の部下になるんだ!」
すぐにブラッカーとデスザラスの戦いがはじまりました
ブラッカーはとくいのぶきでどんどんデスザラスを追い詰めますが、その時です
「デスザラスさま!」
デスザラスの手下のブレストフォースが戦いにくわわりました
「セイバーは俺のだいじな弟だ!なんにん来ようがぜったいにデストロンなんかにわたすもんか!」
けれど相手がおおすぎてブラッカーはあっというまにぼろぼろにされてしまいます
セイバーだけは絶対にまもろうとブラッカーは自分の体を盾にこうげきを受けつづけます
「やめてブラッカーさん!このままじゃあなたが死んじゃう!」
「はーはははは!せいぜいガンバってみせろ!おまえがしんだらセイバーは俺のものだ!」
「もうやめてくれデスザラス!ぼくはデストロンに行くから!もうやめ」
「デストロンなんかに行くことないぞセイバー!!」
「ブレイバー、ラスター!おまえら基地で待ってろっていっただろ!」
「待ってなんかいられないよ!」
「俺たちだってセイバーのお兄ちゃんなんだからね!」
ラスターとブレイバーが飛びおりると、乗っていた巨大なジェット機がセイバーのめのまえに移動しました
「セイバーこのVスターと合体しろ!おまえのために作ったんだ!」
「くっ!これでセイバーをあきらめた訳じゃないからな!デストロンたいきゃくだー!」
てったいしていくデスザラスたちが見えなくなると、ブラッカーはセイバー達の頭をゲンコツでなぐりました
「まったくどいつもこいつも言うこと聞かねえで…しんぱいさせやがって…」
安心してへたりこんだブラッカーのカメラアイからボロボロと冷却水がこぼれました
「ごめん…なさい…」
あやまるセイバーのカメラアイからも、冷却水がポロポロとこぼれます
そのうちブレイバーもラスターも一緒に泣き始めてしまいます
とうとうみんなが声をあげて泣きだし、もう絶対に離さないと言っておたがいをつよく抱きしめあいました
セイバートロン星にかえったら、子供だけでデストロンと戦ったことをチャー保安長にきつく怒られましたが、セイバーだけはどうしてかうれしそうにほほえんでいました
ファーストエイド先生のキズの手当てがおわってろうかをあるいていると、ブレイバーがブラッカーのうでをひっぱります
「ねー兄さん抱っこして抱っこして抱っこしてー!」
「またかブレイバー。たまにはラスターにかわってや…」
不意にブラッカーのあいた片手がひっぱられました
「ブラッカーおにいちゃん、ぼくも…抱っこして」
「…よーし兄ちゃんがみんなまとめてめんどう見てやるぜ!」
セイバーからはじめておにいちゃんと呼ばれたブラッカーは、心の底からうれしくて、泣きながら3人の弟を抱きあげます
抱き上げられた3人は兄の涙に気付かずに大よろこびしました
その日からセイバーはすこしだけわがままを言ったり、兄弟げんかをするようになりました
4にん全員が仲良くなったブレインマスターはいつまでも仲良くおたがいをたすけあってうちゅうの平和をまもる戦士になったのです
ブレインマスターズ捏造話いかがだったでしょうか
兄弟機として作られながら、自分だけが飛行能力という特異な力がある為に自分を偽り、他人を拒絶し、自ら孤独を選ぶセイバー
兄でありながら悩める弟に何もしてやれ無い事に心痛める兄貴
そんなセイバーに忍び寄るデストロンの魔の手(魔の手(笑
セイバーが俺達を兄と思ってなくても、俺は大事な弟を護るんだ!とお兄ちゃんの心意気を体張って示す兄貴
危機を省みず護ろうとするその想いが他人を拒絶するばかりの懐に優しく染み込んで「ああこの人は本当に兄なんだ」とロードシーザー組を初めて肉親だと認めるセイバー
大帝追っ払えて気が抜けた+自分の下2人までセイバーの為に頑張ってくれたのが嬉しくて思わず感極まった兄貴
こんなに自分を想ってくれてた兄弟への感謝と申し訳なさに泣くセイバー
つられ泣きのブレイバーとラスター
初めて兄に甘え?わがまま?を言って見るセイバー
4人が心通う本当の兄弟になった事を知り2度目の感極まる兄貴
そんな絆の話を書いたつもりなんですが…その辺が読み取れる文章になってるでしょうか(;´Д`)